2013年4月22日月曜日

【書評】『コピーキャット:模倣者こそがイノベーションを起こす』

【書評】『コピーキャット:模倣者こそがイノベーションを起こす』オーデッド・シェンカー

スティーブ・ジョブズが代表的でしょうか?イノベーションは企業には必要とされていますが、本書によると、「一九四八年から二〇〇一年に生み出されたイノベーションを対象にした大規模な調査から、イノベーターたちは自分が起こしたイノベーションの現在価値の二・二%しか獲得していないことが明らかになっている」そうです。つまり、残りは模倣者たちが手に入れているということです。しかも、アップルさえも模倣者のひとつとして紹介されています。

確かに、企業で働くと、ほとんどは他社の戦略を研究し、模倣して発展させるということを考えます。これだけ【模倣】というものが当然であるにもかかわらず、いままでこういった本がなかったのは、逆に不思議な感じがします。

模倣の能力
・模倣の心構えを万全とする
・模倣対象を参照する
・情報を探索し、評定し、選択する
・対象の脈絡を理解し、自らに適用する
・対象に深く潜り込む
・模倣を実践する

コピーキャット: 模倣者こそがイノベーションを起こす

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