2014年12月20日土曜日

民主党の再生戦略

決して、民主党の支持者というわけではないのだが、
民主党の再生戦略を考えてみたい。

今回の選挙。民主党は議席を増やしたが、勝利とは程遠い。
代表まで落選していて、勝利も何もあったものではない。
自民党への反対票が、一応野党第一党の民主党に流れたに過ぎない。
自民党とはかけ離れた共産党が議席を増やしたのも同様の理由だろう。

では、民主党はどうやったら再生できるのか。
このままでは、絶対に再生は無理だ。
政権をとっていた時期に、完全に国民の期待を裏切ったためだ。
あの期待の大きさの裏返しで、国民の失望は深い。
もう復活はあり得ない。
では、再生するために、どうするか?

ここは基本に戻るしかない。
まずは、核となる政策を幾つか作る。
1)経済政策
2)社会保障政策
3)防衛政策
などが現在の主要政策としてあげられる。

しかし、最も重要なのは、どういう国作りをするかだ。

日本は、少子高齢化が世界で最も早く進み、
残念ながら、政治に無関心な人も増え、
衆愚政治へまっしぐらに進む、最も進んだ(?)国だ。

「これまでも多くの政治体制が試みられてきたし、
またこれからも過ちと悲哀にみちたこの世界中で試みられていくだろう。
民主主義が完全で賢明であると見せかけることは誰にも出来ない。
実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。
これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが。」
とチャーチルは述べている。

最悪の政治体制でもある民主主義を超えた政治体制の模索も
これからの政治には必要かもしれない。
経済が常に右肩上がりにならなければ成立しない資本主義も限界にきていることは、
日本のこの20年の経済状況を見ればわかる。
アメリカ経済も、金融によって、延命しているに過ぎない。
これからは「足ることを知る」国になることも必要になるかもしれない。

ある意味では、進むところまで進んでいる日本だからこそ、
他の国のモデルになることもできるはずだ。

民主党を再生するには、
ひとりひとりの国会議員が、
本当に日本をどうにかしたいと考えるなら、
再び一強他弱の国会になったいま、
根本からの国作りを考えるべきだ。

大きな枠組の政策を作り、
そこに多くが集まれるかどうかが再生の第一歩になる。
決して、国会議員の定数削減や給与削減が最重要問題ではないし、
野党再編や消費増税なども重要事項ではない。

国のビジョンを示さずに、
国家の舵をきることなどできるはずがない。

2014年12月2日火曜日

日本は世界最古の国

日本は、世界最古の国らしい。
建国は紀元前660年。現実的には4世紀頃。。。

http://matome.naver.jp/odai/2135230190616948301

ちなみに次に古いのがデンマークで建国は10世紀ごろらしい。

実際には、鎌倉幕府、足利幕府、江戸幕府など、天皇が政権を実質はとっていない時代がほとんどといっていいが、天皇は存在し続けた。

王朝が変わる危険があったのは、平将門や信長のときだろうか?

私の好きな中国の歴史をみても、商、周、秦、晋・・・と、王朝はいくつも変わっている。日本は日本であり続けた。

最古でありながらも、新しい国づくりをし、世界の模範となる国でありたいものだ。
 

管仲以来の塩の専売をやめる中国

なんと、中国がまだ塩を専売していたことはもちろんだが、今回、専売をやめると中国では2700年ぶりということ。

http://www.asahi.com/articles/ASGCV55HPGCVUHBI01W.html

塩の専売を始めたのは、管鮑の交わりで有名な、偉大な斉の宰相管仲。その後の王朝も引き続き、塩の専売をやっていたようだ。なんとも壮大な歴史。

2014年12月1日月曜日

アベノミクスの評価っていっても何を評価するの?

今回の選挙は「アベノミクスの評価」が争点らしいが、
株価があがって、円が安くなっただけで、
何を評価すればいいのだろう?

景気回復はもっと時間がかかるはず。
にもかかわらず、消費税増税などをして冷水をかけるから、
もっと時間がかかる。

税制を含む国家の根本から変えなければ、
今の財務状況を覆すことはできない。

対抗勢力もない今の政治状況の中で、
国民は何を評価し、何を判断すればいいのか?

仕事への取り組み

息子がスポーツチャンバラなるものをやっているのだが、
取り組み姿勢がなっておらず、説教をしてしまった。

勝ち負けは二の次だが、
必死になって取り組む姿勢が全くないのだ。

やりたくなければ、やめてしまえばいいし、
やるのであれば、ちゃんとやるべきだ。
こういう中途半端な姿勢が最もいけない。
費用と時間のムダでしかない。

こういう姿勢で仕事をする人も多い。
仕事であれば、お金をもらっている以上、
もっと必死にやらなければならない。
お金を払って、仕事をしているのならまだいいが、
もらっている以上は、もらうお金以上の働きをしなければならない。
ビジネスは労働力にプラスアルファしてサービスや商品を売っている。
そうでなければ会社の利益はでない。
もらっているお金同等の仕事をしていては、意味がないのだ。

何事も真剣に取り組まなければならない。