2012年5月5日土曜日

会社の飲み会に行かなくてもよくなるには?

2つ目の投稿があまり統治構造に関係ないので、恐縮するが、会社の飲み会についてである。

会社の飲み会というのは、意味がないとはっきり言えることが多い。
その理由とは、

1.つまらない。
2.不平不満が多い
3.悪口ばかり

などなど、マイナス要素が多いため、行っても何も得るものはない。
確かに、一体感を醸成するとか、ストレス発散とかということは言われるが、
会社の飲み会に参加したところで、一体感の醸成もストレスの発散もできない。

1)”一体感の醸成”の嘘

負のオーラにつつまれた偽りの一体感は、
本当の危機が生じたときには、脆くも崩れ去る。

以前、私のクライアントの飲み会で、
「ずっと皆で仕事をしていきたいですねぇ」
とある課長さんがニコニコしながら、私に言ってきた。

その会社の業績が悪くなると、その課長は、
「あいつはいらない、あいつは使えないから・・・」
と思わず、ツッコミを入れたくなるほど豹変していた。
彼は、自分が助かるために、周りの人を切りたかったようだ。

このように、飲み会で得られた一体感など幻想にすぎない。

2)”ストレス発散”の嘘

また、なんでも話してストレスを発散できるという人もいる。
「あーすっきりした!」
と飲み会の後で言う人もいるが、こんなものは嘘である。

なぜなら、それらストレスの原因となる問題は、
何も変化せずに依然として残っているからだ。
だから、ストレス発散もできるはずがない。

飲み会の実際の断り方

しかし、実際にはどうやって飲み会を断るのか?
それは、

「この人は、こういう人だ」

というキャラクター作りが有効だ。
なんだかんだと断っていれば、そのうち誘われなくなる。
こうなれば、しめたものだ!喜ぼう!

私は、飲み会には行かない人間として認知されていた。
会社のお偉いさんから呼び出し電話がかかる同僚をしり目に、
私は、普通に家に帰っていった。

しかし、それと仕事とは全然違う。
 
仕事はできるが、飲み会には行かない人というキャラクターを目指そう!









”統治構造”の理解が組織を左右する!

統治とは、

  『特定の少数者が権力を背景として集団に一定の秩序を付与しようとすること』 

と定義され、
 構造とは、

  『物事を成り立たせている各要素の機能的な関連』

 と定義されている。

 つまり、”統治構造”とは、

  『特定の少数者が権力を背景として集団に一定の秩序を付与し、各要素を機能的に関連させていること』

 と定義できる。

 この”統治構造”は国家という大きな組織においてよく使われ、
 橋下大阪市長のtweetでもよく使われている言葉である。

 しかし、組織である以上、小さな企業や団体でもこの”統治構造”というのは存在している。
 そして、この”統治構造”を理解していなければ、組織というものはうまく機能させることはできない。

 例えば、小さな企業の社長という存在は独裁者である。
 法的にはいろいろとあるにせよ、簡単に人を解雇できる。
 しかし、この”統治構造”から考えれば、独裁者であることは、メリットもデメリットも存在する。

 ”統治構造”というものを正しく理解していいれば、 デメリットを小さくし、メリットを大きくすることも可能になる。

 国家も同様である。 現在の”統治構造”はどうなっているのか?を正しく理解しなければ、 行政改革はもちろん、経済や外交問題さえ解決できないのだ。
 民主党政権の迷走は、根本的には、ここから間違っているのではないかとさえ思える。

  ”統治構造”は、国から中小企業まで幅広く存在し、 それを理解することで、スピーディに効率良く、組織を機能し得る。

【参考】
http://kotobank.jp/word/%E7%B5%B1%E6%B2%BB http://kotobank.jp/word/%E6%A7%8B%E9%80%A0