2012年5月5日土曜日

”統治構造”の理解が組織を左右する!

統治とは、

  『特定の少数者が権力を背景として集団に一定の秩序を付与しようとすること』 

と定義され、
 構造とは、

  『物事を成り立たせている各要素の機能的な関連』

 と定義されている。

 つまり、”統治構造”とは、

  『特定の少数者が権力を背景として集団に一定の秩序を付与し、各要素を機能的に関連させていること』

 と定義できる。

 この”統治構造”は国家という大きな組織においてよく使われ、
 橋下大阪市長のtweetでもよく使われている言葉である。

 しかし、組織である以上、小さな企業や団体でもこの”統治構造”というのは存在している。
 そして、この”統治構造”を理解していなければ、組織というものはうまく機能させることはできない。

 例えば、小さな企業の社長という存在は独裁者である。
 法的にはいろいろとあるにせよ、簡単に人を解雇できる。
 しかし、この”統治構造”から考えれば、独裁者であることは、メリットもデメリットも存在する。

 ”統治構造”というものを正しく理解していいれば、 デメリットを小さくし、メリットを大きくすることも可能になる。

 国家も同様である。 現在の”統治構造”はどうなっているのか?を正しく理解しなければ、 行政改革はもちろん、経済や外交問題さえ解決できないのだ。
 民主党政権の迷走は、根本的には、ここから間違っているのではないかとさえ思える。

  ”統治構造”は、国から中小企業まで幅広く存在し、 それを理解することで、スピーディに効率良く、組織を機能し得る。

【参考】
http://kotobank.jp/word/%E7%B5%B1%E6%B2%BB http://kotobank.jp/word/%E6%A7%8B%E9%80%A0

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